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面白い話:女子高生の笑顔と「携帯電話」

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僕は大学生の時一人暮らししていたのですが、毎日駅前のスーパーで買い物をしてから帰るのが日課でした。

日も沈みかけた夕方。いつも通り駅前で買い物をしてからアパートまでの道のりをとぼとぼと帰る。その日は連休に入るのでいつもより多めの買い物をしており、大きな袋一杯の荷物を4つもぶら下げていた。左手に二袋、右手に二袋。非常に重く、いつもは短い道のりがその日は長く感じられた。

(重い!重たすぎる!買いすぎた。う、腕が限界だ。もう少し!もう少しの辛抱だ!)

そんな事を思いながら歩いていると、ふと声が聞こえて来る。

「すみません!私の携帯知りませんか?」

声がしたので振り返ると女子高生が立っている。まさか自分に言ったわけではないだろうと、周りをキョロキョロと見渡すが、自分しかその場に居なかった。無言で居たためか、その女の子は再び同じ質問をしてきた。

女子高生「すみません!私の携帯知りません!?」







僕「え?






まずい。思わず声に出してしまった。だが、こんな唐突な質問をされて戸惑わないでいられる人がいるだろうか。

私の携帯を知りませんか・・・だと?






知っているわけが無い




そう思いつつも、その女の子に答える。


僕「携帯かー。うーん。知らないなー。どこら辺で落としたの?」
女子高生「この辺だと思うんですけど。どーしよう。これで7回目だしお母さんに怒られちゃう(泣)」






え!?7回目!?




そいつぁー御嬢さん。うっかりしすぎやしませんかねぇ。僕なんて20年以上生きてるけど、携帯落とした事一度もないよ?まあ、一回くらい人間だもの、しょーがないよね。だけど、7回って。7回ってどーなのよ!?


いや、そんなことよりも、う、腕が・・・腕が限界だ・・・僕の腕がいかれてしまう・・・。こんなことなら鍛えておけば良かった。
歯を食いしばり、腕をプルプルさせながら女の子に提案する。

僕「そうなのか。大変だね。探すのを一緒に手伝おうか?」
女子高生「え?いいんですか!?お願いします!」

よし!

これで荷物を道路に置く理由が出来た!
腕が限界で荷物を道路に置くなんて言う情けない状況を免れた。
しかし、腕が疲れ切っていたためか、勢いよく袋を地面におろしてしまう。






ぐちゃ




な、なんだ?い、今の音は!?ま、まままままま、まさか!こ、これは卵の割れる音!

ぼ、ぼ、僕の卵がああああああああああああああああああああああああ


しかし、今は女子高生が目の前にいる。そんな表情を出すわけには行かない!!!!!! 満面の笑みで女子高生に言う

僕「じゃあ、一緒に探そうか!」
女子高生「はい!ありがとうございます!」
僕「じゃあ僕はこっちを探すから君はそっちを探して」

尊い犠牲になった卵達の為にも、絶対に見つけて見せるからな!携帯!

女子高生「ありました!






僕「え?






いやいやいや。ちょっと待ってよ。
まだ探し初めてから5分も経ってないんですけど!?

そんな馬鹿な・・・僕の卵達はいったい何のための犠牲だったんだ・・・

女子高生「ありがとうございました!おかげで無事見つかりました!」
僕「え?い、いや・・・別に大した事してないし(実際何もしていない)」
女子高生「一緒に探してくれてありがとうございました!(満面の笑顔)」

そう言って女子高生は駅の方へと去って行った。

女子高生シリーズ

次は初めて付き合った女子高生とのお話です。