白くまをご存知ですか?
もちろん生き物の方ではなく食べ物の方です。

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コンビニやスーパーでよく売っているのですが、実は僕、本場の味を知らないのです。僕が知っているのはあくまでもカップの中に押し込められたスモール白くま。
こんなんじゃ白くまを語れない!と思った僕は白くまを食べに遥々地元関東から鹿児島まで行って来ました。
折角、鹿児島まで来たのでかつての戦友に会いに行くことにしました。
やあ、久しぶりだな西郷。ここに来るのは何年ぶりだろうか。お前の訃報が届いた時はびっくりしたよ。まさかあんなに強かったお前が死んで、俺なんかが生き残るなんてな・・・。俺は元気でやっている。そっちに行くのはもう少し後になりそうだ。それまであの世で待っててくれ。そっちに行った時はまた杯を交わそう。俺はこれから白くまを食べに行く。またな、西郷。
そうかつての戦友、西郷に言い残し僕は白くまを食べに行った。
こ、これが伝説の白くま・・・
思ったよりでかい。これで普通サイズだと・・・鹿児島のやつらは化け物か。
僕は黙々と白くまを食べ進める。すると隣に居た女性二人組みが僕に話しかけてくれた。男一人で白くまを食べて居たから、彼女に白くまデートをすっぽかされたかわいそうな奴と思ったのだろうか。なんて慈悲深い女性達・・・女神のようだ。そんな鹿児島女子達と話しているうちに仲良くなって彼女たちと同じテーブルで白くまを食べる白くま会が発足した。もちろんその日に発足しその日に解散したが。
記念に店員さんに写真に撮って貰った。僕自身がほとんど白塗りなのは許して欲しい。僕の姿を見たら吐き気を催すので見ない方が懸命だと判断してのことだ。
白くまを食べて白くま女子と仲良くなる。来るまでは想像もしていなかったことだ。もしかしたら僕のように白くまから始まるストーリーが鹿児島では日常茶飯事なのかも知れない。もしかしたら白くまから始まるラブストーリーがあってもおかしくない。白くまからはそんな神秘的なモノを感じ取った1日であった。
そして帰りの新幹線の中で僕はふとこんな事を考えていた。
鹿児島はサツマイモが有名だから、おしぼりもサツマイモ色なのだろうかと。
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