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中学生の時、自分を誰も知らない見知らぬ場所へ自転車で行ってみようとした話

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自転車で自分の知らない場所へ行ってみたい。そう思った事はありませんか?

少年は一度は見知らぬ場所に憧れるもの。

あれは僕が中学生の時、土手はいったいどこまで続いているのだろうか?土手沿いにひたすら進んでいったら一体どんな街に辿り着くのだろうか?そんな思いに駆られ、僕は自転車で土手をひたすら進む。


そして日が暮れる頃、僕はすでに帰りたくなった。そう、スタンドバイミーに憧れ、見切り発車で出てきたのはいいが、見知らぬ街で野宿する勇気など中学生の僕には無かったのだ。

そして、日が暮れるほどに僕の心の不安はどんどん大きくなっていく。どこまでいけるか?なんて気持ちはどこかへ消えてしまい、このまま進んで大丈夫だろうか?道をちゃんと覚えているのか?家に帰れるのか?そんな思いが強くなってしまい、そして僕は自転車を漕ぐ足を止めた。

僕は違う何かになりたかった。でも、なろうとしてなれなかった。何かに感化されてやってみたはいいけれど、結局の所、そこに強い意志なんてこれっぽちもなく、僕の心は容易く打ち砕かれていく。

僕は結局、家に帰る事にした。たいした距離も進んでいないのに僕は今来た道を帰っていく。昼間はあんなにも心踊るのに、夕暮れになると何だかさびしい気持ちというか、不安が大きくなるのは何でだろう。僕は自転車から降りて土手に寝転がる。落ちてゆく太陽を見ながら僕は思う。退屈な毎日、変わらない毎日、僕はそれを変えたかった。もっとワクワクするような刺激的な日常が欲しかった。でも、今の僕には何にも出来ない。お金も持っていなければ、何かを一人でする事だって出来ない。中学生じゃホテルにだって泊まれないし、お金がなければ何かを食べる事だって出来やしない。だから、僕は大人になったら日本を周る。知らない場所、知らない人。きっと日本には僕の知らない事が満ち溢れている。だから僕は一期一会を大切にしたい。誰にも迷惑を掛けないで、いろいろな場所に行っていろいろな人に声を掛け、いろいろな人に出会い、そしていろいろな人の人生を垣間見るのだ。

そんな事を考えながら僕はしばらくの間、日が落ちてゆくのをひたすら眺めていた。

そして僕は夜遅く家へと帰る。

当然、帰った瞬間親にこっ酷く怒られた。自分で言うのもなんだが僕は優等生で通ってきた。小学校から大学まで、反抗期らしい反抗期は一切無かった。いい子であろうとずっと居た。無遅刻・無欠席・無早退。テストでは常に上位を取り続けた。そんな僕が親から怒られたのはこの時くらいだっただろう。

僕は良い子で居たかった。良い子で居る努力もした。テストでどんなにいい点を取っても、親は次はもっと上位を目指しなさいと、そう言うだけで褒めてはくれなかった。だから僕は頑張った。親に褒めて貰いたくて、頑張って頑張ってテストで100点を取った。きっとこれで褒めて貰える。そう思い家に帰り報告すると、親は僕に「次も100点を取れるように努力を怠らないように」そう言うだけだった。頑張ったな、偉いぞ、と一言だけで良いから言って欲しかった。僕の望みはただそれだけだったのだ。結局、僕の望んだ言葉は帰って来なかった。でも僕はいつか褒めて貰えるようにと、良い子であろうとした。だからだろうか?知らぬ内に自分を偽っていたのかも知れない。だからどこかへ行きたかったのかも知れない。自分を変えたかったのかも知れない。結局の所、変わる事は出来なかったのだけれど。

そして親からこっ酷く怒られた後、僕は勉強机に向かう。勉強しながらも僕は見知らぬ場所への思いを募らせていく。きっと明日の僕は今日の僕と一緒だ。きっとどこにも行けはしないし、変われもしない。だけど、僕もいつか大人になる。だからこうも思うのだ。毎日の積み重ねが僕を確実に成長させてくれるはずだと。

僕は勉強が終わった後、布団へもぐり眠りに付いた。
そして当時中学生だった僕は固く心に誓ったのだ。

何年か先、僕は必ず旅に出る。

僕を誰も知らない、僕の知らない場所へ















という夢を見たんだ。
男子たるもの一度はスタンドバイミーに憧れるよね。というか、こんな感じの小説書いたら中高生に大ヒットして映画化にならないかな。恋空みたいに。無理だろうけど。
著作権の関係上、本物のカントリーロードは貼れないからKuuko Clemens公式の動画を貼り付けておくね!
スタンドバイミーやカントリーロードを聞くと誰しもが切なくなれるのは凄いと思う。
なのでカントリーロードを聞きながらもう一度記事を読んでみてね!
そしたらこう思うはずだ!

映画化決定!!!

www.youtube.com
Kuuko Clemens公式チャンネルより