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癒されたい味のりのブログ

あなたに【笑える一時】と【真面目に考える時間】を提供します 。

彼女に「はじめから愛していなかった」と言われ振られた話

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昔、僕には片思いの女性が居た。
当時、彼女に恋人が居て、僕の気持ちを伝える事無くこの恋は終わるものだと思っていたのだが、彼女が彼に振られた事をきっかけに僕は彼女にアプローチをした。
そして僕達は付き合い始めた。

彼女は非常に繊細ですぐに泣いてしまうそんな子で、彼女から電話はいつも決まって深夜だった。僕は眠たい目を擦りながら彼女の電話に出る。彼女が深夜に電話を掛けてくるときはいつも泣いている時だからだ。だから僕は彼女からの電話に出なかった事は無い。いつだって彼女の電話に出て彼女の愚痴や悩みを聞いてあげていた。僕と話す事が彼女にとって少しでも安らぎになれば良いなと、そう思っていた。

僕は内心気づいてはいた。彼女の心の中にまだ彼が居るという事を。でも今はそれでいい。いきなり忘れることなんて出来はしない。いつかの日か、本当の意味で彼女が僕を愛してくれる時がくれば僕はそれでいい。

彼女といろいろな場所に行った。水族館や動物園、遊園地や公園など、彼女との思い出を一つ一つ作っていった。彼女のために手作りのお弁当を作った事もあった。彼女の喜んでくれるその顔がみたかった。彼女は僕のする事をいつも喜んでくれて飛び切りの笑顔を僕にくれた。彼女の笑顔さえあれば僕はどんな事だって出来る、そんな気がした。

付き合って1年が過ぎようとした頃、彼女は良く夢の話をしてくれた。最近、いつも夢を見るのだと。その夢はいつも決まって僕が出てくると言っていた。僕といろいろな場所に行ったり、いろいろな事で遊んだり、現実でも夢でもあなたが傍に居てくれてとても幸せだと、彼女は僕にそう言う。

そして付き合って2年が過ぎた頃、彼女が僕に別れ話を切り出した。

前の彼氏から「今の彼女と別れたからまた付きやってやるよ」と言われたから別れて欲しいと。僕は彼女を引きとめた。そんな男のところに戻ったって良い事なんて無い。そもそも別れたときだって、「飽きたからもうお前いらない」って言われて振られ、毎日のように泣いていた事を忘れたのかと。僕のほうが君を幸せに出来る。僕の傍に居て欲しいと彼女に伝えた。

僕がどんなに君の事を想っているのかを伝えた。

そして彼女は僕に真実を告げる。

彼女「私の心にあなたは居ない。私が見るのはいつだって彼の夢。あなたの夢を見た事なんて一度も無い。私は最初からあなたの事なんて愛してなんて居なかった。」

2年間、僕の想いは届かなかったのだ。彼女はその寂しさから僕と付き合っていただけで、僕は最初から愛されてなど居なかった。この愛は2年間、ずっと一方通行だったのだ。それが現実。

僕「僕じゃ駄目なのか。僕じゃ君を幸せに出来ないのか」
彼女「私が愛してるのは彼だけ」

そして、僕達は別れ、彼女は彼の元に戻った。
僕はその日、一晩中泣いていた。

先日、僕は一つの記事を書いた。
iyasaretaiazinori.hatenablog.com
最後に載っている小田和正さんの「woh woh」という曲が彼女と付き合う前に彼女に歌った曲だった。

先日、彼女が結婚しているという事と、子供が産まれたという事を友人から聞いた。
そして僕は、小田さんのwoh wohを聞きながら昔の事を思い出し、この記事を書きながら想うのだ。

















どうか、彼女がずっと幸せでありますように・・・と。