読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

癒されたい味のりのブログ

あなたに【笑える一時】と【真面目に考える時間】を提供します 。

【夫婦】不倫した女とされた男の結末【愛の形】

人気記事セレクション

スポンサーリンク

最近、また不倫に関する記事を見かけるようになった。
僕は昔からずっと不倫には否定的である。不倫はもちろん恋人の時の浮気も否定的だ。それは相手に対して失礼であり、誠実ではないと思っているから。

議論において感情論は不要だという事は重々承知の上で、なるべく感情論無しにこういった記事はあげるようにしていたのだが、今回は完全に僕の感情論によるもので、その事を先にを伝えておこうと思う。苦手な人はここから先は見ないほうが賢明だ。


僕は中学校は地元に通っていたが高校は他県の進学校に通った。他県に行くのは珍しくほとんどが地元の高校に進んだ。しかし、僕は違う学校だったが住んでいる家は地元だったので中学校の友達と疎遠になるような事はなかった。

中学校時代の友人は地元の高校を出て、高校を卒業すると同時に付き合っていた女性と結婚した。僕は友人の奥さんとは面識がなくあまりよく知らなかった。

結婚してから1年ほど経ってすぐに子供にも恵まれ順風満帆に見えた。友人は就職してしまったので毎日仕事で忙しく、また僕もまた遠くの大学に通っていたためあまり頻繁には遊べなかったが、たまに飲みに行くと友人は子供の自慢ばかりする親馬鹿っぷりを発揮していて、彼の表情はとても幸せそうだった。

5年ほど経った後、奥さんの友人である僕の中学時代の女友達から驚くべき事実を聞かされる。奥さんには不倫相手がいたのだ。しかも結婚当初から付き合っているのだとか。しかも会う時は子供を預けてとかでなく子供を連れて堂々と会い、そして僕には理解しがたい事だが、その不倫相手を子供にパパと呼ばせているのだと言う。

僕はこの話を聞いた時、友人の奥さんへ心の底から湧き上がる憤りを感じた。それと同時に僕はこの事を友人へ伝えるべきかどうか悩んだ。この事を告げれば確実に家庭は崩壊するだろうという事は容易に想像できたからである。
しかし、ずっと不倫しているという事は遊びではなく、今後も続く可能性は高い。知らぬが仏とはよく言ったもので、友人はこの事実を知らない。せっせせっせと朝から晩まで働き、妻と子供のために稼いだお金が不倫デート代に消えていくのだ。こんな悲しい事があるだろうか。

僕は言うべきか言わざるべきか悩んだまま、この事実を伝えられずにいた。伝えるべきだという心の声と、彼の幸せを壊してしまう恐怖・・・僕はどっちも選択する事が出来なかった。しかし、結果的には友人に伝えなかったのだから、悩んでいたとは言え、言わないと言う選択を無意識に選んでいたのかも知れない。しかし、この選択が間違いであった事にすぐに気が付く。

友人が奥さんの不倫に気づいてしまったのだ。5年もの間、奥さんを信じ続け、不倫に気づけなかった友人は愚かと言えば愚かなのかも知れない。でも、奥さんを愛し、そして信じ続けて家族のために頑張ったのだ。それが本来の夫婦の形ではないだろうか。

5年にも及ぶ不倫という事実は彼に重くのしかかり、彼はうつ病を発症。そして仕事も辞める事になった。

結局、二人は離婚し、彼女は不倫相手の男性と結婚し幸せを掴み取った。しかし、その幸せの裏で友人は人生に絶望し、生きる気力を失っていた。

僕は友人の事が気がかりで何度か彼の自宅を訪ねたが、そのたびに彼は元気を失っていき、やつれて行った。

そして、友人は自殺をした。

友人の葬式の時、僕は涙が止まらなかった。彼を助けてあげる事が出来なかった事や、元奥さんへの怒り、そして行動を起こせなかった自分への怒り、さまざまな思いが駆け巡りうまく言葉にはできなかった。
死という選択をした彼をバカだという人もいるかもしれない。死ぬような事じゃないだろうとそう思う人もいるだろう。しかし、信じ続けた愛する人による裏切りというのは予想以上に心に重くのしかかる。恋人に振られた時ですら喉を通らなくなり生きる気力がなくなるのに、それが愛を誓い合った女性ともなればその絶望は計り知れない。一生懸命、愛して、信じて、働いて、その結果がこれだなんて悲しすぎる。

長年の不倫にしろ、一晩限りの恋にしろ、相手にバレなければ、一生墓場まで持っていけば良いと言う人もいる。不倫を黙っている理由もさまざまで、旦那(嫁)を愛しているから、子供を愛しているから、離婚したら子供がかわいそうだから、本気じゃないから、 それが夫婦円満の秘訣だから、生活のために仕方なく、一夜限りだから、などなどいろいろ言いたい事はあるだろう。しかし僕は言いたい。どんなに御託を並べようともそれは相手に対するただの裏切りでしかないのだ。かわいいかわいい自分を守るための自衛の言葉に過ぎない。

愛が醒める事もあるだろう。他の人を好きになることもあるだろう。それは仕方ない事なのかもしれないけれど、それならば相手を開放してあげて欲しい。偽りの愛で縛る夫婦生活に意味なんてない。そして依存や愛とは年数によって蓄積されていくものだ。長く一緒にいればいるほど別れが辛くなる。だからもし、相手への愛がないのならば別れたほうが良い。若ければ若いほど人生はやり直しがきく。新しい愛する人も見つけられるかも知れない。その結婚生活に未来がないのであれば、そのほうがお互い幸せになれる。
そしてもし、旦那(嫁)を愛しているというのであれば、不倫はやめるべきだ。彼・彼女だけを愛してあげて欲しい。

不倫は幸せが幸せを呼ぶものではない。不倫は確かに幸せを産むかもしれない。けれどもそれは、他の誰かの幸せを奪い取った結果の幸せなのだ。絶望・怒り・憎しみ・嫉妬・悲しみ、さまざまな想いをもとに作られた幸せだという事を不倫をしている人は認識しなければいけない。

何が一番大切で、そして、何を一番大切にしなければいけないのかをもう一度よく考えて欲しい。