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理解されるうつ病患者と、理解されない躁うつ病患者

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最近、リアルでもネットでも、うつ病の人や躁うつ病の人を良く見かけるようになった。特にTwitterには多いように思える。そこで様々な人を見てうつ病の人と躁うつ病の人に対する周りの反応が結構違うなと気が付いた。なので今回はちょっと思った事を書いていこうと思う。人によっては気分が悪くなる内容なので耐性が無い人はここより先は読まない事をおススメする。

まず最初に健常者にとっては、うつ病と躁うつ病の違いが判らない人もいるだろうから、うつ病と躁うつ病の特徴から述べていく。

うつ病

主にストレスが原因で起こる病で、本来脳で働くべき神経の伝達物質の働きが正常に行われなくなる。これによって「抑うつ気分」「思考力の低下」「意欲の低下」などが引き起こされる。

・抗うつ気分
悲しい気持ちになって気分が落ち込んだり、希望が見い出せずに絶望する。鬱だ・・・という言葉はあまりにも有名。

・思考力の低下
物事に集中が出来ずに能率が落ちる。判断能力が落ち、ちょっとした事でさえ時間が掛かる、人の言う事がなかなか理解できない。

・意識の低下
今まで好きだった趣味をやる気になれない。友人と話してもつまらない。テレビを見てもつまらない。そもそも人生自体がつまらない。

さらに、上記の症状に加えて「睡眠の異常」「食欲の低下」「倦怠感」「ホルモン系の異常」など、体にも様々な悪影響を及ぼす

躁うつ病

躁うつ病(双極性障害)とは気分が落ち込む「うつ状態」と気分が高まる「躁状態」という二つの状態を繰り返す病気で、躁状態が重いのか軽いかによって、双極Ⅰ型(重い)と双極Ⅱ型(軽い)分類される。

心の限界をこえるストレスがトリガーになったり、神経細胞内のカルシウムイオンの制御機能に異常をきたすことで発症する。

うつ状態については上記で触れたので、躁状態の特徴のみをここで述べる。躁状態の特徴は以下の通り。

・自分なら何でもできるという万能感を感じ、他人を見下すような態度を取る。
・ほとんど寝る事が無く動き回る。睡眠時間がショートスリーパー並み。
・多弁になり周囲の人に次から次にしゃべり続ける。
・買い物やギャンブルなどに大金を使うなど、異常なほど金使いが荒い。
・異常にイライラして、些細な事が我慢できない。
・本人は無自覚

うつ病と躁うつ病について考える

うつ病と躁鬱病についてはここでは書ききれないほどあるのだが、今回のメインの話ではないので割愛する。もし興味を持った人はグーグルで調べてみるとよいだろう。

うつ病はたびたび映画の題材にされるなど、今ではだいぶ認知されてきたように思える。それとうつ病=自殺しやすいという認識があるのか、周りもやけに優しいように感じる。Twitterでうつ病の人のツイートを嫌と言う人見かけるが、内容はいつも「死にたい」とか「疲れた」とか「今日も薬がこんなにに」とかネガティブ発言のオンパレードである。

それに対してフォロワーの反応は、賛美、賛美、賛美のオンパレード。持ち上げないと死んでしまうのは無いかというくらい持ち上げている。別に褒めるが悪いとはいないが、一体どこに褒め建てる要素があったというのか。うつ病の人が何かしら頑張っていたら、偉いな。すごいな。とは思うし。そこへの賛美コメントは良いと思う。

しかも、死にたいに対して、死にたいって言ったら~とコメントしようものならそう叩きである。Twitterで何を言ったっていいじゃないか!嫌なら見るな!そういう人がうつ病患者を苦しめる!もっと配慮しろ!等々すさまじい事が起きる。

死にたいって言ったら~はまだしも、頑張ってくださいと言っても噛みつかれる。頑張ってっていうな!言われなくたって頑張ってるんだよ!もっと配慮しろ!そう言う言葉がうつ病患者を苦しめる!等々、応援した人も涙目である。

それに対して祖うつ病の人に対してはみんなちょっと厳しいようにも思える。先ほど言ったように躁状態の時はイライラしやすく些細な価値観の違いも許容できないので人に噛みつきやすい。噛みついた結果は、当然予想通り。いちいちキレんなよ心せめーな。死ね。頭おかしい。等々。うつ病の人とは打って変わってである。しかも精神病患者を理解しろと言っているうつ病患者が躁うつ病患者へ対して言うのである。笑えない。

もちろん、躁うつ病はうつ病と違って分かりにくいという側面もあるだろう。

だがはやり躁うつ病の認知度や理解度は低いように思える。勘違いしている人が多いだが、自殺する人はうつ病患者より躁うつ病患者の方が多い。鬱の時に自殺を考え、躁の時に実行に移すからだ。躁うつ病の最大のリスクは自殺だとされているほどである。

にもかかわらず躁うつ病患者へ冷たい言葉を投げかけるのはやはり理解されていないからだろう。とある医療品メーカーの調査では、躁うつ病患者の特徴について「若い人がなりやすい」「薬を飲み続ける必要がある」「自殺しやすい」などをきちんと理解している人はわずか1割程度だったとの事。

だが、じゃあ実際問題この現状をすぐさま変えられるかと言うとそれは難しい。はっきり言って無理だろう。だから躁うつ病の人は理解されると思わない方がいい。そう思っていた方が気が楽だからだ。

それと勘違いして欲しくないのだが、躁うつ病患者へもうつ病患者へと同じように甘々に接しろと言っているわけではない。躁うつ病の治療の際のに医師からも言われるが駄目な事は駄目と言わないといけないのだ。躁うつ病患者の噛みつきやギャンブル、うつ病患者の死にたいツイートや薬アピールなどがそうだ。

精神病患者だからと言って全てが許されるわけでない。何をやってもいい。健常者が配慮しろというのはおかしな話である。Twitterという場は別に精神病患者だけの場ではない。健常者もいるのだ。当然、「死にたい」とかのネガティブツイートが嫌な人もいるだろう。もちろんミュートやブロックを使えばいいのだが、なぜこっちだけが配慮しなければいけないのかという精神病患者の主張はそっくりそのまま健常者にも言えることで、なぜ我々が精神病患者へ常に気を使わなければいけないのかという話にもなってしまう。

だからどちらも配慮するのが一番なのだ。「死にたい」と呟きたいうつ病患者は鍵垢を作って知り合いだけのFF内でやればいいし、噛みつきたくなる躁うつ病患者はいっその事症状が落ち着くまでTwitterにログインしなければいい。そして、健常者はもし「死にたい」という人を見かけても「死にたいなら死ねば」などの冷たい言葉は投げかけず、噛みついてる躁鬱病患者には「そういうのは相手が相手が傷つくし、自分の評判を下げるから言わない方がいいよ」と諭せばいい。

今すぐには無理でもできる人からやっていけばいい。精神病の人もそうでない人もだ。そしていつか理解ある優しくもきちんと世界になったらいいなと思う。

これは単なる希望だ。